結婚後に姓が変わると、五格の多くは再計算になります。それでも、名を変えない限り基本的に同じまま残るのが地格です。地格は姓を使わず、名の文字だけで求めます。
架空の「山本 結衣」を例に、地格の式と読み方を確かめます。記事冒頭の図は、この架空例の五格を名結びの現行計算で可視化したものです。
地格は、名の画数を合計する
「山本 結衣」は、山3画・本5画・結12画・衣6画として計算します。地格に使うのは、名の「結」と「衣」です。
| 確認項目 | この例 |
|---|---|
| 名の一文字目 | 結 12画 |
| 名の二文字目 | 衣 6画 |
| 地格 | 12+6=18画 |
姓の「山」と「本」は地格へ入りません。そのため、結衣という名を保ったまま姓だけが変わっても、採用する画数基準が同じなら地格18画は変わりません。
改姓後も地格が同じになる理由
仮に「山本 結衣」が「佐藤 結衣」へ変わると、天格・人格・外格・総格は姓を含むため再計算します。一方、地格は結12画+衣6画のままです。
これは「地格だけが本当の名前の運勢」という意味ではありません。五格のうち、計算に姓を含むかどうかが違うという構造上の事実です。結婚後の姓名判断では、変わる四格と変わらない地格を同じ画面で比べられます。
名付けでは、地格だけを先に決めない
名付け候補を考えるとき、名だけから求められる地格は比較しやすい項目です。しかし「地格が吉になる画数」だけを先に決め、あとから読みや漢字を当てはめると、読みにくさや意味のずれが残ることがあります。
たとえば「ゆい」という音を大切にするなら、結衣、由依、唯など候補ごとに、文字の意味、一般的な読み、出生届に使える字か、姓と続けた音を確認します。その後、現在の姓と組み合わせて人格・外格・総格まで同じ方式で見ます。名付けで画数はどこまで気にする?では、画数を意味や読みと並べる順序を紹介しています。
一文字の名では、霊数1を区別する
名が「蓮」の一文字なら、実字の画数に加えて霊数1を地格へ補う方式があります。霊数は文字「蓮」の画数を一画増やす処理ではありません。五格の枠を整える補助数で、姓名の陰陽配列へ架空の一文字として加えるものでもありません。
単字名の例は一文字姓・一文字名の霊数1、正式な式は計算方法で確認できます。サイト間で地格が一画違う場合は、名の画数だけでなく霊数の採否も見比べてください。
地格を見るときの要点
- 二文字以上の名では、名の実字を合計する
- 姓だけが変わる改姓では、同じ画数基準なら変わらない
- 名付けでは地格だけで候補を絞り切らない
- 一文字名では霊数1の方式を確認する
- 若年期や才能という伝統的説明を、将来の保証として扱わない
地格18画の分類は18画の81数理で確認できます。ただし同じ18画でも、人格や総格に現れた場合は計算した対象が違います。数理の説明と格の役割を分けて読んでください。
参照先
- 熊崎健翁『熊崎式姓名学大奥義 地之巻』(1931年、国立国会図書館デジタルコレクション)
- 姓名判断の計算方法
- 画数データと出典
最終確認日:2026年7月28日
執筆:名結び編集部



